17日、港区の自然教育園。キジョランの葉をひっくり返してみたら、突然サメのような凶暴そうな顔が飛び出してきました。
もしや、あなたはクビキリギリス。
イソップ童話の「アリとキリギリス」のキリギリスは、冬になると、体がボロボロになって、アリに食べ物を恵んでもらうことになっています。
しかし、成虫越冬するクビキリギリスは、冬になっても、物乞いするような、みっともないまねはしません。寒さと空腹に耐えて、じっと春を待ちます。
しかし、成虫越冬するクビキリギリスは、冬になっても、物乞いするような、みっともないまねはしません。寒さと空腹に耐えて、じっと春を待ちます。
冬のキリギリスは本当は、誇り高い虫なのです。第一、アリの家に行ったら、アリに食べられてしまうのがおちでしょう。
この日は日差しもあって暖かかったので、越冬中のはずのキイロテントウも、春を待ち切れずチョコマカと動き回っていました。