代々木公園で熱愛現場を目撃しました。周辺に発展場があるから気を付けなさいと妻に注意されていましたが、こちらは異性間の純愛のようです。といっても、人間ではありません。鳥です。鳥といっても、どうやら普通の野鳥ではないようです。ネットで調べたらホンセイインコという熱帯産のインコの仲間で、どこかの家やペットショップから逃げ出して駆け落ちし、東京の公園などで野生化しているそうです。熱帯産なのに真冬でもいたって元気です。
♀らしき鳥が、恋人を待っています。
イン子「いつまで待たせるのかしら。うー寒っ」
するとどこからか、ちょっと恐い顔の♂らしき鳥がやってきました。
イン子「今年の冬は寒すぎよ。暖房の効いたペットショップに帰りたいわ」。イン太「愛があれば、寒さなんてへっちゃらさ。僕は君といるときが一番幸せなんだ」
イン子「何ばかなこと言ってるの」。イン太「僕は死ぬまでイン子をはなさないぞ。いいだろ」
何やらお話をしていたと思ったら、恥ずかしげもなく、いきなりチューです。
おい、おい、真昼間の公園だよと注意しても、また体勢を変えて
二人を夕闇がつつむこの代々木公園に~♪。夕暮れの公園に加山雄三さんのラブソング「君といつまでも」が、響き渡っているように感じられました。でも♂らしきインコがあまり二枚目でないのが気になります。