18日の葛西臨海公園。ムラサキツバメの安否を確認に行ったのですが、昨年末に集団越冬していた場所はもぬけの殻で、生存は確認できませんでした。その上、急に雪が降り始めて、ムラツ捜索隊の私までもが遭難しそうになりました。
猛吹雪(北国の人にとっては小雪)の中を、命からがら引き返す途中で、梅の枝にびっしりと張り付いた異様な物体を発見しました。
猛吹雪(北国の人にとっては小雪)の中を、命からがら引き返す途中で、梅の枝にびっしりと張り付いた異様な物体を発見しました。
何だこれは!。
近づいてみると、まさにエイリアン、地球外生命体が大口を開けて獲物を待っているようです。
恐る恐る触ってみると…。突然「ガブリ」、「ギャー!!!」なんてことはありません。
実はこれ、アカホシテントウの蛹の抜け殻です。アカホシテントウは梅の木でよく見かける天道虫で、これまた梅に多いタマカタカイガラムシという害虫を食料にしています。初夏に蛹化する際には、こうした集合体を形成することがよくあるようですが、それにしてもすごい数です。春になったら、幼虫たちがカイガラムシを襲撃する様子を見に行こうと思います。
アカホシテントウの幼虫、蛹は奇怪な形状ですが、成虫は、深みのある赤が特徴のきれいな天道虫です。
夏に撮ったアカホシテントウ。