ユーカリハムシの産卵については、昨年報告https://blogs.yahoo.co.jp/mushikisya/14471368.htmlしましたね。
でも、幼虫の管理が悪くて、蛹化、羽化は確認できていなかったので、今年は大きめの幼虫を確保して、観察してみました。
越冬明けの成虫です。白っぽくなって、風雪に耐えてきた感があります。
飼育容器の底で蛹室を作りました。通常は樹皮下などで蛹になるらしいです。糞を固めて蛹室を作るとの紹介を見たことがありますが、白いティッシュの中の蛹室は、わりときれいで、糞を固めたというよりは、体液などで固めた感じです。
蛹です。
蛹室の中で5月末に羽化しました。
新成虫はスベスベしていて、いかにも新鮮。越冬明けのくたびれた姿とはだいぶ違いますね。新成虫は、すぐに活発に動きまわります。成虫越冬するという冬までは、まだだいぶ時間がありますから、盛夏には夏眠するのかもしれませんね。
これでユーカリハムシの一生がほぼ解明されたわけです。おっと、忘れてました。まだ越冬が残ってました。冬になったら、確認しに行かないと。