虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

トラフ型ミサイルをG3で迎撃

 北朝鮮のミサイル発射は失敗したようで、ホッとしました。これで今日からは安心して虫撮りに出かけられます。
 ミサイル発射予告期間入りした12日、港区・自然教育園で上空を監視していると、トラフシジミが飛び出してきました。ミサイル並みにドキッとしますね。早速PAC3ならぬパナソニックG3と望遠ズームで迎撃です。
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 草の上にも1匹いましたが、こちらは可哀そうな羽化不全。満足に飛べないようでした。
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 その後、ツマキチョウの♀を撮っていると、後から♂がやってきてスミレで吸蜜。きれいに羽を開いたのですが、シャッターを切ろうとした瞬間に、電池切れの警告音。電池を入れ替えている間に、シャッターチャンスは逃げていきました。涙。
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 小さな虫は急に増えてきて、アオカメノコハムシ、カタクリハムシ、トラフつながりのトラフコメツキなんかが、あちこちに顔を出します。
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 孵化後間もないナナフシの幼虫は、この時期どこでも山ほど見られますが、こんな拒食症患者のようなか細い体で、生き残っていけるのか心配になります。
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 最後は食後のデザート。メロンかスイカのように見えますが、ルリタテハの卵です。サルトリイバラの葉にたくさん産み付けられていました。
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