先週の代々木公園。クヌギの樹液にカナブンがひしめき合っていました。弱っちいカナブンもこれだけ集まると迫力。とても触ろうという気になれません。何か、別の生命体に見えて不気味ですね。
子供のころは、よく糸を付けて飛ばして遊んだものです。あのころは、都心でもクロカナブン、アオカナブンも混じってカラフルだったんですが、最近はこの一色だけが幅を利かせていて、ちょっと憂鬱になります。あの宝石のようなアオカナブンはどこへ行ってしまったのでしょうか。
アカボシゴマダラ夏型も遠巻きに、様子をうかがっていました。
純国産ゴマダラチョウは、もっと遠くで、チビチビと出の悪い樹液をなめています。
カナブンにはじき出されたらしいコクワガタの♀も、どうしていいか途方に暮れている様子でした。