ショウリョウバッタは秋の草原の人気者。♀は特に、体が大きくて、日本最大のバッタですよね。子供たちは、大きなバッタを捕まえて大喜びですが、大人はその体色変化について、深く考察したりします。
緑のショウリョウバッタは、当然濃い緑の草むらにいます。
茶色系のショウリョウバッタは、枯れ草の多い場所にいます。
そして、デザイン的にイチオシの中間型は、縞々模様の場所に。
なんて、そううまくはいきません。緑のが茶色い地面にいたり、茶色のが青々とした葉の上にいたりするんですね。自分の体色に合った生活場所を選んでいる賢いやつもいれば、アホなやつもいるということでしょうか。たまたま体色に合った場所にいたのが、生き残るという構図かもしれません。
そんな面倒なことは学者に任せて、大きなバッタを捕まえて大喜びする私のような大人もいます。
ついでに、ショウリョウバッタモドキ。
似ていると言えば似ている。似ていいないと言えば似ていないですね。こっちはちょっとノッペリした感じで、コバンザメに似ているなという印象です。