虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

律儀なヒオドシチョウ

 ヒオドシチョウを撮るなら絶対山頂ですね。今ごろ山に登ると、たいてい山頂で越冬明けのヒオドシチョウが待っていてくれます。でも山登りはきつい。しんどい。となると、めっちゃ低い丘みたいな山がお薦めです。そんなわけで、先週末は高尾駅近くの丘みたいな初沢山に行ってきました。
 
 律儀ですね。こんな丘の頂上にもにもやっぱり居ましたヒオドシチョウ。翅を閉じると土くれと同じになりますが、開くと緋縅が鮮やか。こんな難しい字、ワープロ機能がなければ、絶対書けません。
イメージ 1
 
イメージ 2
 
 羽化したばかりの蝶もいます。まずはミヤマセセリ。うーん、渋い。
イメージ 3
 
 ルリシジミは樹上で交尾中でした。そこへ、別の♂が割り込み。乱闘の末、カップルは地面に落ちてきました。
イメージ 4
 
イメージ 5
 
イメージ 6
 
 たわしのようなビロードツリアブも、ようやく鮮明に撮れました。こんだけ毛が長ければ、寒さには強いでしょうが、今年のように春先からこう暑いと、こんな厚着では汗だくになりそうです。
イメージ 7
 
イメージ 8