この季節の高尾と言えば、オオトラフコガネ(オオトラフハナムグリ)です。高尾では6月下旬が発生期らしく、7月になるとぱったり姿を見なくなるそうです。
最初の一匹は、崖に張り出した樹上。これは厳しい撮影条件。結局撮れたのは後姿だけですが、感動の出会いはドキドキものでした。望遠レンズで黄色いパンツばかり撮ることになりましたが、断じて覗きの趣味はありません)。
一匹でも撮れたらラッキーと思っていたら、沢沿いの小道に、ざっくざく。
重量感のある姿は2匹目。
体育座りしているのは3匹目。
4、5匹目は、同じヨモギにいました。後ろ足をピンと伸ばす姿勢はマメコガネとかにもよく見られますよね。
6匹目は、沢の上に張り出した枝の上で涼んでいました。涼しい環境が好みのようです。だから、灼熱の7月には姿を消すのかも。
7匹目は帰り道の人里近く。
みんな同じに見えますが、頭部の模様模様にはへの字、2つ星、キノコ型など、微妙な違いがありました。
7匹は記録です。と言うか、何を隠そう、オオトラフコガネを見たのは、今回が初めて。ビギナーズラックですね。全部♂のようなので、来週はちょっと地味目の♀も見つけたい。