虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

昆虫文学少女の部屋

ポンポンを脚に付けたチアガール風のモモブトスカシバ

多摩ニュータウン付近の昆虫散策路シリーズ再開です。東京都外への旅行自粛で、今年は多摩センター駅を中心に多摩市、町田市、八王子市を徹底攻略することに。攻略と言うとカッコイイですが、実態は、都内引きこもり型の苦渋の選択ですね。 それでも、悪い事…

◎昆虫文学女子(新井麻由子さん)の部屋・総集編

昆虫文学少女の新井麻由子ちゃんも、来年には大学生なんて、時のたつのは速いものです。最初に会った時はまだ小学生だった麻由子ちゃんも、立派なお嬢さんになりました。そこで、これまで昆虫文学(小学生の頃から文学賞取ったりしてました)少女としていた…

麻由子の虫旅・ボルネオハイランド④世界最長ナナフシ

(新井麻由子ちゃんの「ボルネオハイランド虫旅レポ」第四部は、名残惜しい最終回。どんな歓喜が、あるいは悲劇が待っているのでしょうか。) 母もボルネオハイランドの山道に慣れて来て、この日は山を下りてAnnah Rais hotspring へ♪ ハイランドのゲートを…

麻由子の虫旅・ボルネオハイランド③

新井麻由子ちゃんの「ボルネオハイランド虫旅レポ」第三部は、清々しい朝の風景から始まります。 翌朝陽が昇り現れたインドネシア、カリマンタンとの国境。 見渡す限りの絶景です! この低い柵が隣の国とを分けています。 ホテルの方には普通に歩いて1時間、…

麻由子の虫旅・ボルネオハイランド⓶

新井麻由子ちゃんの「ボルネオハイランド虫旅レポ」第2部は、ナイトウォークから再開です。 部屋でお茶を飲み、ひと休みした後、夕食。 部屋は綺麗ですが、肝心のバルコニーがなく、頑張って持って来た昆虫記者さんのライトトラップを設置する場所がない! …

麻由子の虫旅、ボルネオハイランド①

知る人ぞ知る昆虫文学少女の新井麻由子ちゃんから、待望のボルネオ虫旅レポ第2弾が届きました。今回の主戦場はサラワク州のボルネオハイランド。いつも何かやらかしてくれる麻由子ちゃんと、麻由子ママ。今回もワクワク、ドキドキですね。皆様も、待ち遠し…

虫LOVE乙女と虫ママのジャングル探検記その2

前回の記事が送信中に、ブチっと切れてしまったので、麻由子ちゃんのボルネオ旅「4日目 Kubah カエル・デー」の途中からの続きです。 そして! 本日2回目の感動! 2010年にここKubahで新種として記録されたMicrohyla nepentheicola!約10mm! 小さい! ドミニ…

虫LOVE乙女と虫ママのジャングル探検記inボルネオ

昆虫文学少女の新井麻由子ちゃんも、今や青春真っただ中の女子高生になりました。あの名曲「なごり雪」のように、気付いたら、幼い少女も、素敵な乙女に。でも、虫への愛はいまだ断ち切れず、今回はボルネオのクバ、バコ国立公園に突入。母と娘の海外虫旅は…

マレーのジャングルでコノハムシの擬態を暴く

昆虫文学少女の新井麻由子ちゃんの今回のマレー半島旅の課題は、難易度が高いです。ジャングルの樹上に潜む擬態の天才コノハムシを、自力で見つけ出すというものなのです。老眼、乱視の虫記者には絶対不可能な課題ですね。 緑濃いジャングル。まず現れたのは…

麻由子ちゃん、ボルネオ・ムル国立公園に進出

昆虫文学少女の新井麻由子ちゃん。今年の夏休みの旅は、ボルネオのグヌン・ムル国立公園でした。ムルと言えば巨大洞窟。と思うのは一般の観光旅行者ですね。 麻由子ちゃんにとっては、虫がどっさりいるという情報の方が大事です。特に重要なのは、ナナフシ…

麻由子ちゃんのスミナガシ記念日

この顔がいいねと麻由子ちゃんが言ったから、6月18日はスミナガシ記念日。18日は高尾近くの秘密の緑地で、昆虫文学少女、新井麻由子ちゃん、麻由子ちゃんママとスミナガシ散歩。 我が家のスミナガシの幼虫が終齢になったので、そろそろあの緑ナメクジ、ジ…

ボルネオ・タビンの虫旅は続く

昆虫文学少女、新井麻由子ちゃんのボルネオ・タビンの旅は続きます。 まずは定番のビワハゴロモ。この珍奇な虫が「定番」ですから、ボルネオはすごい。 トゲグモも「定番」ですね。トゲトゲのカニの甲羅のようですが、これでもクモです。 この有毒そうな毛虫…

海野さんお墨付き、ボルネオの絶品カマキリ

昆虫文学少女の新井麻由子ちゃん。またまたお母さんと2人でボルネオ旅行です。今度の行き先は虫の宝庫として名高いタビン。超うらやましい限りです。 今回の目玉はカマキリ。ほとんどトンボ帰りのような短い日程ながら、カマキリの写真をどっさり撮ってきて…

ハナカマキリ!ビワハゴロモ!サンヨウベニボタルまで登場

昆虫文学少女、新井麻由子ちゃんのボルネオ・キナバル公園探検の最終回です。 お借りした写真をスクロールしていると、な、な、なんと、ハナカマキリが写っているではありませんか。昆虫園でも、博物館でもなくて、ボルネオの自然の中のハナカマキリです。こ…

昆虫文学少女、キナバルへ② ナナフシ好きに捧ぐ

麻由子ちゃんと言えば、やっぱりナナフシです。同じボルネオの同じキナバル公園でも、誰が探すかで、見つかる虫が、全然違います。麻由子ちゃんの目で探すと、擬態の名手であるはずのナナフシの姿が次々に暴かれていきます。 熱帯ならではの苔に擬態したよう…

昆虫文学少女、キナバルへ①

先日、日比谷公園内のおしゃれな店に集まったのは、あまりおしゃれでない昆虫愛好家の面々。 今年は、全員が、さまざまな季節にボルネオのキナバル公園に行くというボルネオフィーバーの年だったので、自慢たらたらのボルネオ報告会を開こうということになっ…

シンジュサン羽化。ピンクパールの輝き

「昆虫文学少女」新井麻由子ちゃんのお宅から、蛾の繭をいただきました。ちょっと見は、メレンゲのようです。どんなおいしそうな蛾が出てくるのか。わくわく、ドキドキするプレゼントですね。 そして先日羽化。あな嬉し、シンジュサンじゃないですか。ピンク…

ヒョウモン鑑定士の道は険しい

ヒョウモンチョウは見分けが難しいですが、幼虫の姿はかなり違います。 先日、昆虫文学少女の新井麻由子ちゃんのお宅から、ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモンの幼虫を養子に迎えました。幼虫はこんな感じです。 メスグロは…

昆虫文学少女から豪州のナナフシ便り

オーストラリアのケアンズから、ナナフシの便りが届きました。ナナフシと言えば、昆虫文学少女の新井麻由子ちゃんですね。 お母さんと一緒に、またもナナフシ探しの旅に出かけたようです。麻由子ママの許可を得て、写真先行公開です。 ペパーミントナナフシ…

拙著「昆虫記者」の紹介と石垣島紀行③オオヒゲブトハナムグリ編

拙著「昆虫記者のなるほど探訪」の第2章、第3話は、文才と昆虫愛を兼ね備えた昆虫文学少女「まゆゴン」が登場します。冒頭部分をちょっとだけ紹介。 昆虫文学少女、その名は「まゆゴン」 謎の虫アブライモモムシを探して 虫には全く興味のないお母さん、か…