田舎のコンビニの明かりによく飛んでくるツノトンボ。あまり食指が動く虫ではありませんが、その幼虫はどうしても見たい虫の一つでした。
肉食系の虫は色々いますが、ツノトンボの幼虫ほど、肉食を強く印象付ける姿の虫は少ないでしょう。
卵から孵化して日の浅い小さな、小さな幼虫ですが、すでに「これぞまさに肉食」という姿。
どこにいたかと言うと、何の変哲もない、林間の小さな草原。どうってことないイネ科の雑草の茎に、アブラムシのような集団が。
近づいてよく見ると、「うわっ」。
孵化したばかりのツノトンボの幼虫でした。
何匹か持ち帰って、アブラムシを与えてみると。
一回脱皮して少し大きくなりました。肉食昆虫の飼育はここからが大変。これから冬に向かうのに、餌はどうすればいいのか。