近所の公園の松林。松の木の幹に、ちょっと変なコブがあります。
これだけうまく隠れていれば、誰も気づかないはず。フッフッフ。
虫記者も全く気付いていない様子。でも実は分かっているのです。お前はシモフリスズメだ。カシオのエクシリムで、樹皮になり切って息を殺すシモフリスズメと、それに全く気付かないドジな刑事のドラマを撮影してみました。
ようやく犯人の隠れ場所に気付いた、という演技です。
真横から見れば、ほうら、この通り。ススメガだと分かりますね。シモフリスズメは以前も松の幹で見つけたことがあります。どうやら松の樹皮に似ていることを、本人も分かっているようです。
近くにカマキリもいたので、エクシリムのレンズ部分を切り離して、上から撮ってみました。
最初は焦点が人に合っています。
カマキリ側に合わせるとこうなります。
地面にレンズ部分を置いて撮ると、孤独な虫探しの哀愁をただよわせることができます。