28日の皇居北の丸公園。木の幹に沢山のトゲトゲの虫が張り付いていました。トホシテントウです。蛹だな、と思って通り過ぎようとしましたが、「あれれ、確かトホシテントウは幼虫越冬のはず」と思い出しました。蛹のように丸まってはいますが、良く見るとやはり幼虫です。
手のひらに取って確認してみると、歩き出しました。
ひっくり返してみると、足も顔もあります。
するとその時です。一天にわかにかき曇り、つむじ風が吹き、雨まで降り出したではありませんか。天道虫をいじめたので、天の神様が怒りだしたのでしょう。幼虫を木に戻し、慌てて退散しました。