26日の新宿御苑。センノキカミキリがいつものタラノキにいました。このカミキリの好物は山菜の王様とも言われる「タラの芽」。なんて贅沢なのでしょう。タラノキの芽の部分ばかりをバリバリ食べている現場を何度も目撃したことがあります。山菜採りが好きな人たちの間では、悪役として有名かもしれません。
そして、オリーブの大害虫と言えば、オリーブアナアキゾウムシ。
こうやって樹皮の陰に隠れていると中々見つかりません。斜め下にある穴は、ゾウムシが羽化して出てきた穴でしょう。
こうやって樹皮の陰に隠れていると中々見つかりません。斜め下にある穴は、ゾウムシが羽化して出てきた穴でしょう。
穴からお尻だけを出しているのもいました。突っついたら奥へ潜って行きました。
成虫もオリーブの葉を食べるようですが、問題は木の中を食べる幼虫。この木も食害でボロボロになっていて、数年後には枯れてしまうでしょう。
久々に出会ったウシカメムシは「文句があるならかかってこい」みたいなポーズでしたが、カメラを向けると、急に弱気になって飛び去っていきました。
本日の蛾は、幼虫です。成虫はマダラマルハヒロズコガという下を噛みそうな名前。ツヅミミノムシと呼ばれる幼虫の方が有名です。
豆のサヤのような形をした蓑は、ごつごつした木の樹皮でよく見かけますね。
時々サヤから首を出して、サヤを引きずるようにして移動して行きます。よく見る虫ですが、生態は謎の部分が多いようです。