虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

棚ボタのイタヤハマキチョッキリ

  久しぶりの更新です。春は人事異動なんかもあってバタバタして大変ですよね。それでも週末だけは虫撮りに出かけています。13日は裏高尾。満開のカエデの前で、怪しい撮影器具を使っている怪しい人影を発見。
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 これは虫撮りに違いない。声を掛けてみると、イタヤハマキチョッキリがいるとのこと。

覗き込むと、軽く巻かれた葉っぱの中にルビーの輝き。これは棚ボタのお宝。慌てて選手交代してバチバチ撮りまくりです。

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こいつは胸部に棘があるので、雄のようです。

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 緑がかったのもいました。
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 高尾でも、ツマキチョウが飛んでいました。飛んでいる時は近づかせてくれなかったのに、止まるとこんな状態。
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 指を近づけても平気。

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 指で触っても、動きません。

自らの擬態能力に対する自信過剰のようです。

先週はアップできなかったのですが、強風吹き荒れる中、石砂山周辺へギフチョウを撮りに行ってました。

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  まずまずの写真が撮れたのですが、このあと仮設の橋で足を踏み外し、ひざを激しく打撲。歩くのもしんどくなったので、すぐに帰ってきました。歳ですからねー。無理は禁物です。