虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

高尾山の虫見シュランガイド

高尾山の虫見シュラン・ガイドその10

裏高尾のハイキングコース。カメムシはいつものだけ。 エサキモンキツノカメムシは交尾に忙しくて逃げる気配がありません どこにでもいるムラサキナガカメムシもよく見るとそれなりにいい雰囲気 カワトンボが交尾でハートマークを作っていると、つい足を止め…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその9

裏高尾の町のハイキングコースからはなかなか抜け出られません。 ムネアカアワフキのような小さなやつを撮るのは、手間と時間がかかります。 シロオビナカボソタマムシの集団に襲撃されたりもします。 そして、何度来ても初めて見る虫がいるので、大変です。…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその8、忍者猿飛佐助

今回は北高尾山稜の関場峠へと至る木下沢林道を歩くことに。 しかし、林道に到達するはるか手前の裏高尾の町に沿ったハイキングコースにも、小さな虫がたくさんいて、なかなか木下沢にたどり着けません。 キクビアオハムシ、ヤツボシツツハムシ、クロボシツ…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその7、ヒメツチハンミョウ

今回は一番すいていて、山道らしい稲荷山コースで下山です。既に時は午後4時。日は落ちかけ、ハイカーも減って、一人取り残されそうな不安にかられます。 しかし、きれいなシャクガの幼虫を見つけたりすると、足を止めざるを得ません。ヒロオビトンボエダシ…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその6

一丁平から紅葉台を経て、いよいよ高尾山頂です。 途中見かけたのは、ごく普通のオトシブミばかり。 ウスモンオトシブミ、ヒメクロオトシブミ、ヒゲナガオトシブミ では、これは誰が巻いたのか。 ヒゲナガオトシブミの♂には星一つ付けたいところですが、もう…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその5、ベニヒラタムシ

今回は小仏城山を後に、一丁平へ向かいます。道端にはイカリソウ。いい花です。 普通っぽいベニボタルの仲間がたくさんいます。 立ち枯れの木にハイイロハナカミキリ。花にいてくれれば、絵になるのですが、枯れ木の上ではパッとしないですね。 隣の松らしき…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその4、ベニカミキリ

小仏城山は、茶屋もトイレも草地も花畑もあり、ピクニック気分に浸れる公園のようなところです。 小仏城山の茶屋 なぜか皆、こっち側の眺めに見入ってますが、富士山は逆方向です。 このコースのいいところは、あちこちの見晴台から雄大な富士山が望めること…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその3、スギドクガ幼虫

バス停から小仏峠に到着するまでの上りは、日陰がちで虫が少ない感じ。 小仏の登山口です。GWなので車がいっぱい。 たまにいても、アトボシハムシとか、ミツボシツチカメムシとか、あまりに普通な連中なので☆ゼロです。 アトボシハムシ。ガードレールでは…

高尾山の虫見シュラン番付その2、エグリグンバイ

ゴールデンウィークの高速道路は渋滞地獄なので、久々に電車とバスで高尾山。午前8時12分高尾駅初のバスで小仏峠へ。 小仏のバス停に着くと、ウスバシロチョウの乱舞。まさかこんなところで、時間を浪費するとは。小一時間ウスバシロチョウを追いかけてし…

高尾山の虫見シュラン番付その1,クロフヒゲナガゾウムシ

高尾山と言えば、ミシュランガイドで三ツ星☆☆☆を獲得している観光地ですね。当然高尾の虫も、三ツ星獲得の大きな要因になっているに違いありません。 と言うことで、勝手に高尾山のムシミシュラン(虫見シュラン)開始です。 開店祝いで、大甘の採点ですが、…