東京近郊の里山。カラムシの葉裏に、チューインガムの噛みカスのようなものがペッタリ。普通の人なら無視するでしょうが、虫記者は見逃しません。オオトリノフンダマシです。
この名前を付けた人、抜群のセンスですね。確かに大きな鳥の糞に見えます。しかし、この目玉のような不気味な模様は、単なる鳥の糞ではなく、未知の惑星からやってきたエイリアン的な生物を想像させます。
指乗せしてみました。エイリアンのように、指の肉を食い破って体内に入り込み、寄生されてしまいそうな心地よい恐怖感があります。
下から覗くと、鳥の糞の部分は、甲羅のよう感じになっていて、頭や足を引っ込めるのに都合がいいようです。
やはりクモなので、糸を吐いて、空中を舞います。