啓蟄にベニシジミの幼虫を探していると、邪魔になるほどたくさんいるのがコガタルリハムシです。でもまだ、この季節はましです。あのまっ黒で不気味なコガタルリハムシの幼虫集団が発生すると、もう、「やめてくれー」と叫びたくなりますね。
コガタルリハムシは既に結婚シーズン。
三角関係のもつれも、あちこちで見られます。
でも男同士の痴話げんかの最中も、♀は食欲の方が勝るようです。人間から見ると、食べながら交尾ってすごいですよね。でも大抵の虫はこういう精神構造をしています。
成虫はギシギシの葉を端からバリバリと食べます。
そして、既にあの不気味な幼虫集団を予感させる卵があちこちに産み付けられていました。
ついでに、コガタルリハムシの隣にいた、はるかに小さいハムシです。ナトビハムシあたりでしょうか。